Liam Mom's Blog

言葉が遅いってどういうこと?言語が遅いと診断を受けてからの記録です。アメリカ人パパ、日本人ママ、言葉が遅い三歳息子の日常を綴ります。

家庭内での言語

定期健診の小児科医師、言語遅延のカウンセラー、スピーチセラピストから

必ず聞かれた質問。

 

第一言語は何ですか?

 お母さん(もしくはお父さん)の母国語も教えていますか?

出来れば、その2ヶ国語を習得させたいと思ってますか?

 

我が家の回答は「YES」です。 

ただ、息子が「言葉が遅い」と診断された後には

 

息子に二ヶ国語を習得させたいとするのは正しいのだろうか?

というか、それは可能なのか??

それ以前に言葉が遅い子供には無理をさせることになるのではないか?

 

この点については夫婦でもよく話し合いましたし、セラピストにもよく相談しました。

またこの話は別の記事にしたいと思います。

 

我が家は英語と日本の二か国語家族。

私と主人は英語で会話。主人と息子は英語。そして私と息子は日本語。

今でこそこれは徹底していますが、在米時はそう徹底していませんでした。

 

初の海外生活。渡米した時は妊婦生活も中盤。

早くこの生活に慣れなくてはと常に必死になっていました。

産婦人科の通院、これからくる出産・・・とにかくアメリカに来て

今更英語がわからない、通じないという事がないように常に脳内では英語モードオン!

 

そういう生活の中、常に脳内英語モードをオンにしていた私。

その結果として無意識に息子に英語で話しかけてしまう事も多かった。

寝かしつけに歌ったりするのは日本語の童謡等が自然と出てくるのですが

「じゃあご飯食べようか~。」「ママ今ご飯つくるからね~少し待っててね!」

「こっちに来てね~、歯磨きしようね~。」とか、たわいもない話しかけが

ふと英語で出てしまう。

英語で話せば主人も自然に私が息子に話している内容が分かるので

いちいち「キッチンに行くからちょっと見てて~」と最初から英語で話していれば

側にいる主人が察してくれて「あ、じゃあ僕が見てるね。」となるわけです。

そんな事で面倒臭がってはいけない、とは思うんですが、疲れが溜まり勝ちな

一人育児時間が多い私はそれをついつい日本語でするべき語り掛けを英語だけで

済ましてしまっていました。

 

英語を日本語レベルで喋ることは無理。だからこそ正しい英語は主人から

正しい日本語は私から。そう分っていたのに日本語をちゃんと話していく努力を

怠る事が多い結果、息子にとっては、時々しか聞こえてこない日本語なんて

「???」となるのは当然のことでしょう。

 

一歳七か月時の息子が耳にする言語の八割は英語、二割程度が私の日本語でした。

少なすぎる日本語量です。これでバイリンガルを考えているとよくも言えたものです。

TVを消すだけじゃなくて私がもっと日本語で語り掛ける、それが大事!!

日々心がけないといけないと思います。