Liam Mom's Blog

言葉が遅いってどういうこと?言語が遅いと診断を受けてからの記録です。アメリカ人パパ、日本人ママ、言葉が遅い三歳息子の日常を綴ります。

市役所から相談員が訪問。

カウンセリングから数週間程で市役所からA4サイズの分厚い封筒が届きました。

中身は担当の相談員の自己紹介を含んだカバーレターに20ページ位はある

子供の発達に関する調査・質問アンケートです。

これをすぐに記入して返送した後数日で相談員から直接連絡があり、

その次の週には相談員が私達の自宅まで来てくれることになりました。

 

相談員との面談は40分程度。

事前に提出していたアンケートを元に確認のような形で質問と応答です。

実際の家庭環境、住居環境の様子を見る意味もあるのだといってましたよ。

質疑応答が終わると一か月後からスピーチセラピーに週一度30分のセッションを

受けられるようにしますという事で書類にサインしました。

え、30分だけ?と思ったのですが無料で受けられるものであるし

そんなもんなんだな・・と思いながらサイン前に書類に目を通していると

自分のオモチャを持ってきて相談員の横で遊んでほしそうに座り込みました。

うちの息子、三歳位までは全く人見知りがなかったです。

今でもほとんどないですが・・・

 

そんな息子を見て相談員から

「すごくフレンドリーね。人見知りしないの?

言葉は出てないけどこれだけ社交性があるなら、もっと沢山の人の中で

過ごすのはもしかしたら彼にとって良い刺激になるかもね・・・。

セラピーの他に週二回程言葉が遅い子達が集まるスクールに行く用に

手配できます。どうかしら?」

 

週1の30分のセラピーの上、週2回、三時間ずつのスクールにまで

いけることになりました!なにか劇的に変化が訪れるかは分からないけど

私と二人で過ごす日々よりはずっと好ましい機会を息子に与えられるとなって

私達としては願ったり叶ったり!

 

この後またドン!と分厚い書類の束が送られてきまして

セラピーとスクールの申請を済ませ、正式に市から受理証明が送られてきたのが

10日くらい。アメリカ、申請とか書類とか異常に処理が遅いことが多くて

日本人の私には耐えられないイライラを経験してばかりでしたが

(比較的マシな医療系でも日本と比べたら進展が本当に遅い!)

市役所から相談員が来る⇒実際にセラピー開始、スクール開始までは

二か月程で進んだのでかなり早く感じました。

それまでの経験から「セラピーいきましょう」といってきたところで

実際始まるのは半年先かしら・・・位に構えていたので、ペーパーワークの

量の多さに驚きつつもそれがサクサクと進んでいくので

アメリカでも仕事ちゃんと早いところは早いんだな!!なんて感心したものです。